懐紙であそぶ

お茶席で使用するイメージが印象深い懐紙ですが、様々なシーンで役立つ優れものなんですよ。「つくる」でも紹介したおすすめの使い方を詳しく説明していきます! 折り方を覚えたら、柄の出し方を変えてみたり…とどんどん楽しみが広がりますよ。
①箸置き
ミニ懐紙を使ってつくる箸置き。
見せたい柄に合わせて折り方を変えても楽しいですよ。急な来客時、サッとつくってみても。(あとで再考)
遊び方
1)
懐紙は裏面、横向きでスタート。
真ん中に折り目がつくように折ります。
2)
真ん中の折り目に合わせて左右を折ります。
3)
さらに4等分になるように折り目をつけます。
4)
aの中にbを入れ込んだら完成です!
②ぽち袋(A)
ちょっとしたお返しに、お祝いやお年玉などの受け渡しに、何気なく使うことができるぽち袋。懐紙で中身を包んで、ぽち袋代わりにすることもできるんですよ。折り方は2パターン。通常サイズでもミニ懐紙でも楽しめます。
遊び方
1)
懐紙は裏面、縦の向きからスタートします。
まずはbがaの上にくるように三つ折りにします。
包みたいものに合わせて幅を調整してもOK!
point)
bが少し短くなるように折ると◎。
2)
裏返して、上下を折ります。
包むものに合わせて幅を調整してOK!
※上下の重なり部分を折り込むので、折幅は上下が重なる範囲で調整しましょう。
3)
重なるところを折り込んで完成です!
上の折り部分を下の折りにしまうのが◎
③ぽち袋(B)
ぽち袋の折り方2つ目。シーンに合わせて、その日の気分で、もしくは懐紙の柄に合わせて…好みな折り方を使い分けるのも楽しいです。
他にもいろいろな折り方ができるので、慣れてきたら自分流を試してみて。
遊び方
1)
懐紙は裏面、縦の向きからスタートします。
三角形になるように折ります。折ったときに天辺は重ねず、横に並ぶようにします。
2)
包むものに合わせて幅を決めて折ります。
3)
裏返して、上下を折ります。
包むものに合わせて幅を調整してOK!
※上下の重なり部分を折り込むので、折幅は上下が重なる範囲で調整しましょう。
4)
重なるところを折り込んで完成です!
上の折り部分を下の折りにしまうのが◎
④箸袋
わざわざ購入しておく機会は少ない箸袋。懐紙を使って必要なときにサッとつくってみては。特別な日の食事の席を彩ったり、ピクニックなど外での食事の際にも役立つアイテムです。
遊び方
1)
懐紙は裏面、縦の向きからスタートします。
4等分になるように折り目をつけます。
2)
天辺をbの折り目に向かって、底辺をcの折り目に向かって折ります。
3)
dとeをひとつ内側の折り目に向かって折ります。
4)
さらに折ります。
5)
お箸が落ちないように、下のところを後ろに折ったら完成です!
⑤ミニノート
はさみと紐を用意して、オリジナルのミニノートづくりにチャレンジ! 懐紙の柄や留める紐をお好みでカスタムして楽しんでみて。
手のひらサイズで持ち運びにも便利です。
遊び方
1)
懐紙は表面、縦の向きからスタートします。
8等分になるように折り目をつけます。
2)
aのラインに沿って切り込みを入れます。
[ point ]
半分に折ると切り込みを入れやすいですよ。
3)
半分に折ります。
4)
真ん中の切り込みで広げて、bとcで折ります。
5)
dにしっかりと折り目をつけながら閉じます。
6)
広がってしまわないように、ページの真ん中を紐で括ったら完成です!
懐紙であそぶ、いかがでしたでしょうか。ひとつあると便利な懐紙…日常の様々なシーンで活用してみてくださいね。乙女の懐紙が気になった方は下記よりチェックしていただけます。ぜひ合わせてお楽しみください。